WindowsにはROBOCOPYという便利なコピーコマンドが標準で搭載されています。使い方はコマンドプロンプトを起動してコマンドラインに以下の書式で入力してEnterキーを押下するだけです。
robocopy コピー元フォルダ コピー先フォルダ [オプション]
私がいつも使っているオプションパラメータの例を以下に示します。
下の例は、CドライブのすべてのファイルをDドライブにコピーします。
robocopy C:\ D:\ /S /E /ZB /J /XO /FFT /XJD /XJF /R:5 /W:5
使用しているオプションパラメータの意味は下表の通りです。
オプション | オプションの意味 |
---|---|
/S | サブディレクトリをコピーしますが、空のディレクトリはコピーしません。 |
/E | 空のディレクトリを含むサブディレクトリをコピーします。 |
/ZB | 再起動可能モードを使用します。アクセスが拒否された場合、バックアップ モードを使用します。 |
/J | バッファーなし I/O を使用してコピーします (大きなファイルで推奨)。 |
/XO | 古いファイルを除外します。 |
/FFT | FAT ファイル時間 (2 秒の粒度) を想定します。 |
/XJD | ディレクトリのシンボリック リンクと接合ポイントを除外します。 |
/XJF | ファイルのシンボリック リンクを除外します。 |
/R:n | 失敗したコピーに対する再試行数: 既定値は 1,000,000。 |
/W:n | 再試行と再試行の間の待機時間: 既定値は、30 秒です。 |
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